スポーツを熱心にされている方へ
まず自分はケアという事に何を求めているのかをお考えいただけたらと思います。今よりパフォーマンスを向上したいとか、今ある疲れを取りたいとか...
そこからどの部分をどう向上させたいのか、なぜ疲労感を感じているのか、それがどう影響しているのかを考えて初めてやるべき事と方向性が決まります。
当センターにも“とりあえず来てみた”という方が時々いらっしゃいます。こちらも折角いらしたのだから何か少しでも協力したいと思っても、まったくケアのイメージが無い方がいます。
プロ選手の中にも“体の事は自分が一番良くわかってるから揉め”という人もいます。ケアというのはトレーナーや施術者とお互い協力して初めて成立する話です。
一方通行な気持ちや欲だけで、ただ何となく全身調整して欲しいですとか、魔法や手品を期待してくるのではどうかと思います。“興味があったから来た”でもお互い意見交換さえ出来れば全然かまわないと思います。誰でもちょっとでも揉んでもらえれば、粗悪なケアでも少しは楽になったような気になり、それで満足ではどうかと思います。
内科的な痛みは時間経過とともに悪化することが多くありますが(癌、腫瘍、風邪でもそうです)、しかし整形外科的な痛みの多くは自然治癒傾向があります(たとえは悪いかもしれませんが、骨折でも骨は繋がりますし、凝りでもそうです)。症状が改善されなければもちろん、改善されてもそれがなぜ良くなったのかを、受ける本人がよく考えることが必要です。
このケアよりこのケアの方がこう良くなる、ただ数回のケアでよくなってもそれがどう自然治癒傾向との有意差があるのかなどを、しっかり向き合っていく事を忘れないでいただきたいと思います。